DJミサ☆マリのオンライン英会話レッスンレビュー

【田村明子著 女を上げる英会話】読書レビュー

1990年代に世界数カ国でベストセラーになった

「ルールズ」という、恋愛指南書があります。

その本の訳者が今回ご紹介する

「女を上げる英会話」の著者田村明子さん。

15歳からアメリカに渡り、

30年以上も英語と日本語のバイリンガル生活を過ごして

おられる方です。

息を吸うようにごく自然に

英語が口からでてくるという田村さんが、

素敵な淑女でありたいと願う女性におくる

外国での社交術本と言えるでしょう。

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英語の文法も発音も良く出来ているのに、

素敵なブティックに入って

ショーケースの中に入っている商品を指さし、

「How much is this?」と

若い日本人の女性が尋ねたところ、

店員さんにくすっと笑われてしまったのを

見てしまったというエピソードが本の中に

書かれていました。

いくら英語ができたとしても、

大人の女性として

きちんとエチケットを身に付けて

おかなければ

日本でも、外国でも

うまくいくことは難しそうです。

お店に入り、

店員さんから笑顔で「いらっしゃいませ」と言われても

「・・・・」と何も言わずに涼しい顔をしている人、

「何かお探ししましょうか」と尋ねられても

無視をして、

こちらが必要な時だけに「これはいくらですか?」と

声を掛けるのは

日本でもあまり良い印象を持てないのは

同じですよね。

著者の田村さんは、

私たち日本人にもっとも足りないものは

英文法や英単語の知識などではなく、

英語を使いこなすための

ソーシャルスキル 社交術だと

常々感じていらっしゃるそうです。

本の中で、田村さんが

深夜地下鉄にたまたま乗った時、

その車両に誰も乗車している人間がいなかったシーンが出てきます。

本を読みながら電車に乗っていたら、

ある若い黒人の男性が

どの席も空いているのにも関わらず

田村さんの目の前に立ったときは

心臓が飛び出しそうになったとか。

それを咄嗟の判断でどう乗り切ったのか、

同じ女性としてその機転の早さはすごく勉強になりました。

また、ニューヨークでタクシーに乗る時

運転手から「ここは初めて?」と聞かれたときに

真実だとしても決して初めてとは言ってはいけないことなど、

海外で過ごす時に知っておくと

便利な話題が多岐にわたって書かれています。

(「はじめて?」と聞くのは、遠回りしても

ばれない相手かどうかを確かめているということです)

他にも、気乗りしない相手からデートに誘われた時の

角が立たない断り方など、

外国で恋愛するときに使える英会話文も満載なのは

さすがベストセラー恋愛指南本を訳した方です。

ところどころに、

英語のちょっとしたニュアンスについて教えてくれているのも

参考になります。

私が「なるほど」と感じたのは、

I think

I guess

の2つの使い方です

アメリカ人はこの表現をよく使うそうで、例えば

「I think I'm going home now」(そろそろ家に帰ります)

私が家に帰るのに、なんでわざわざ帰ると思うって

thinkを使うの?と、一見不思議に感じさせます。

これは、実はニュアンスを柔らかくする言い回しなのだとか。

「I'm going home now」と冒頭のI thinkをとってしまうと

「もう帰る!」と、

言い方次第ではなんだか怒っているような

穏やかではない雰囲気に取られかねません。

ここで、I thinkを加えると

「そろそろ帰ろうかな~」

というような、柔らかいニュアンスになるとのことです。

I guessは、thinkと同様に使えるのですが

もう少しカジュアルな意味合いになるそうです。

ぜひ今日から使ってみてください!

英語を使う環境だけでなく、

一人前の大人の女性として社交術まで

教えてくれる本だなと感じました。

それではまた明日!

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