DJミサ☆マリのオンライン英会話レッスンレビュー

【森山たつを著 セカ就!世界で就職するという選択肢】読書レビュー

海外就職研究家 兼 電子書籍個人出版研究家という、

もりぞおこと、森山たつをさん

「セカ就!世界で就職するという選択肢」を読み終えました。

セカ就とは、

「世界を舞台に就職活動をする」という意味合いだそうですが、

実際にこの本に出てくるのはマレーシアやタイなどのアジア圏で

欧米などは就労ビザの発行条件が厳しいということで省かれています。

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この本に出てくる人物たちは、

全てもりぞお氏が独自の取材を重ねた

フィクション作品です。

1.27歳男性・飲食チェーンの店長経験3年→バイト採用などの人事や在庫管理などの経験を買われてジャカルタで就職。

2.25歳女性・スーパーマーケットの契約社員1年→経理などの経験を買われてシンガポールへ

3.25歳男性・Webデザイン3年→同経験を買われてマレーシアに

4.37歳男性・大企業でのIT関連のプロジェクトマネージャー営業15年→同経験を買われて香港、のちにインドネシアへ

5.29歳女性・派遣社員で貿易事務の経験4年→同経験を買われてタイで就職

この5人のうち、全く英語ができない人は

3番目の男性くらいで、

残りの人たちは海外留学経験や

TOEICが700点レベルくらいある人たちです。

ブラック企業に就職をしてしまったから辛いとか、

同じ仕事をしているのに正社員に比べて

派遣社員や契約社員が給料が安いのは、

日本がおかしいからだ!といって

海外に飛び出していくというのは

なんとも早計な気がしちゃうなあ・・・

3番目の男性は

就職活動先のマレーシアで

あまりにも自分の英語力が低いことに反省し、

三ヶ月間セブ島へ行きスパルタの

語学留学を経て就職を果たしました。

ほとんど遊ぶ時間を作らず、

毎日勉強をして

たった三ヶ月でTOEIC650点をたたき出します。

それくらいものすごい努力ができる人なら、

マレーシアで働かなくても

日本で働く道はいくらでも見つけられそうな・・・とも感じました。

他の登場人物たちも、

日本で英語を活かす仕事に転職するという選択肢はなかったのかな?

海外転勤があるような日系企業や

日本にある外資系に務めると言う選択肢もあったのでは。

いきなり、海外の転職エージェントに

アポを取って、それぞれの行動力で海外に行って面接を受けてしまうのは

生活環境もまるで違うし、

知り合いもいない地ですごい行動力だなあと思いました。

もちろん、海外で働くと言う事は

視野を広くする、

色々な社会経験を積むと言う事では

良いことだと思います。

大賛成です。

日本では得られない経験も

沢山あると思います。

英語の勉強をしているからには

やはり、英語を使う仕事をしたくなります。

ただ、「英語ができること」を目標にしてしまうと、

いざ英語が喋れるといえるレベルに達しても

何が自分は出来るのかが見えにくくなってしまうのかもしれません。

英語を使って自分は

「何ができるのか、または、何をしたいのか」を

明確にしておかないと

どこの国でも就職は難しいのではないかなということに

気付かせてくれる本でした。

この本の中に登場する人物たちが、

いまがいかに大変で苦労しているかと言うショートストーリー風の部分が

ちょっと長すぎるかな・・・

個人的には、彼らがどのような英語学習をして英語力をつけていったのかや、

実際に働いてみての感想、仕事内容や待遇などを

より具体的に知れたらもっと良かったです。

登場人物5人のうち、

4人は20代です。

若いうちは色んな事を経験しなきゃ!と思う人も多いと思うので

日本を飛び出したい!

今の自分の生活環境を変えたい!と

強く感じている方は

海外での転職活動はどんなものなのかが

やや垣間見れる本ですので参考になるのではないでしょうか。

この本によると、

日本人であるということだけで

仕事の能力が現地の人たちに比べて多少劣っていても

給料が上乗せされることがあるとか。

「たった一度きりの人生をエンジョイするために

ぜひ、世界で働くことにチャレンジしてみてください!」というのは

この本の著者、もりぞお氏の言葉です。

それではまた明日!

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